トップページ> クローズアップ★イタリアビジネス >こだわりを届けるショップ>ビートゥリーマーケット
有限会社ビートゥリーマーケット代表取締役の林氏は青山学院大学卒業後、海外に関わる仕事がしたいとアメリカのオレゴン州へ1年半留学し、インターナショナルビジネスに特化したアリゾナの大学院へ入学。
その後、ニューヨークにあるコーニングという特殊ガラスなどを扱う会社へ入社し、インターナショナル部門で1年勤務後、帰国する。
その後イタリアのタイプライターを製造する会社に就職し、ここではじめてイタリアと出会う。
「イタリアはデザイン力の長けた国です。扱っているタイプライターはデザイン性にも機能的にも優れた物でした。」
40歳を目処に独立を考えていた林氏はこれからの健康志向の流れを考え、健康食品の販売をスタートさせる。当初は蜂蜜などを扱っていたが、知人から紹介などありイタリアのオリーブオイルに出会う。
「オリーブオイルは健康食品としてとても優れた商品です。それにどうせやるなら新しい事をやりたいとおもいました。その時出会ったオリーブオイルは日本で独占で扱えることになりました。」
これが林氏の現在の商品に出会うまでのストーリーである。
現在は、プーリア州のオリーブオイル、食材をメインに取り扱っている。
「始めてプーリア州のバーリを訪れたとき圧倒されました。広大な土地に広がっているオリーブの木は何百年と枯れずに今も生きて、私たちにパワーを与えてくれています。オリーブの木を見ていると私たちに語りかけてくるような気がしています。」
林氏は3つのメーカーとの取引がある。すべて日本ではここでしか取り扱っていない商品だ。
中でもバーリ県のオリーブオイル協会会長でもある伯爵スパニョレッティ・ゼウリが製造するオリーブオイルに関しては、熱心に商品の話を聞かせてくださった。
「スパニョレッティ・ゼウリ家は歴史に満ちた地で一族の遺産を守りながら昔ながらの伝統と現代のテクノロジーを融合させ、オリーブとワインの栽培の研究に従事し今日まで事業を発展させて来ました。農園は第二次世界大戦前には1000ヘクタールあり、その後農地解放により一部没収されたにも関わらず現在約400ヘクタールにもおよびます。オリーブの木は40,000本あります。ワインの製造も行っていて、2002年にヴェローナ市で開催された世界一のワインコンテストで銀賞を獲得しました。生産される数種類の異なるオリーブオイルは全て現地で栽培、加工、瓶詰めされた事を証明する原産地保証品DOPです。」
こうした、オリーブオイルや食材を取扱、現在はオンラインショップの他、日本各地で行われるイタリア関連の催事に参加している。
「良い物を提供したいので取扱商品を一気に増やすことは難しいです。今は少しずつ商品を増やしているところです。最近はプーリアは野菜がとてもおいしいので、野菜の漬け物の量り売りなどを始めました。秋からは小瓶も扱う予定です。他にもイタリアに関するビジネスに関心があり実現していきたいと思っています。」
と、今後の事業の方向性を意欲的に語った。そのイタリアへの心地よいこだわりが伝わってくる。ネットショップは林氏が自ら制作しているそうだ。
コンテンツが充実していて商品の良さを伝えたいという気持ちが伝わるとても魅力的なサイトである。
イタリア料理ブーム以降、イタリアの食材は巷で簡単に手に入る様になったが、イタリア人の愛する味にはなかなか出会うことができない。おそらく、出会いたいと思っている人は少なくないはずなのに。林氏にはその伝道師として今後益々活躍して欲しい。






